備えて待つ
2014年 08月 11日
今回の台風11号は、かって、この町に甚大な被害をもたらした台風と予想コースや大潮などの条件が同じでした。
台風について、あまり詳しくはなかったけれど、『目』の西か東かで大きく運命が分かれるのだそうで、今回の予想では、被害の大きい『目』の東側になるようで、前日よりドキドキ(おろおろ)しながら、行く末を案じていたのでした。
会社でそんな話しをしたら、使っていないポンプ(泥水も使えるタイプ)を用意してくれて、町の消防団も、町の浸水ポイントは押さえたもので、土嚢もたっぷり用意してくれました。
そんな事を考えながら、火事場の馬鹿力でちっちゃな抵抗を試みていました。
水が流れているのが唯一の救い。
これが止まってしまった時が恐い。
進路は徐々に予想を反れて、わが町の真上付近に。
大潮の満潮と、台風の目の通過時間がぴったり重なり、『目』の東か西か、運命の時、ギリギリ『目』の中の西側に入ったのでした。
水の流れが見事に止まり、海に捌ける事のない蓄積した雨水がよどみ始め、どうなることかと思ったと同時に、雨が止みました。
もし、このまま降り続いていたら、間違いなく氾濫しているでしょう。
今回はもう駄目かと思っていたので、とにかく今はホッとしています。
備えていても、恐かった。
でも、何もなくてほっとしました。
心配を掛けた友人のみなさま、大丈夫でしたのでご安心ください。
それから、協力してくれた周囲の人たちには、感謝です。
もっと、画期的な対策を考えないといけませんね。
by tene-tene
| 2014-08-11 20:24
| できごと