虫干し
2015年 09月 13日
本棚を2階に移動したので、これまで段ボールに入ったままだった本を出す事にしました。
でも段ボールから出して直ぐには本棚へは並べられません。
何故なら、2年以上も湿度のある空間に置きっぱなしだったのですから…。
ということで、虫干しです♪
ここのところずっと湿度が85%〜90%のジメジメした日々だったので、70%でも大部乾燥して感じます。
(ちなみに昼間の気温は27度から28度程度、だいぶ涼しくなりました)
1回に干せる量はせいぜい18〜20冊×2か処程度。
本の量はこの数倍!
本は虫などはついていませんが、湿気で若干変色していました。
出したくても置く場所がなかったので仕方がないのです。
久しぶりに対面する本はなつかしく、脱線しまくりでした。
色々な思い出が残っていて、懐かしい。
(この手の風合いのある紙は、水分を吸収しやすいので、コート紙などのツルツルした紙に比べて変色がひどかったです。
アンティークみたいになっていますが、これは湿度で変色したものです)
ネットで情報が手軽にほぼ無料で入手出来る時代ですが、こういう思い出や、お金を出して入手出来る情報というのはやはり重要だと思います。
他にも、何故かG3が〜!精密機器なのに!!(動かないケド)
手触りも良かったです。
蓋?をあけるとリンゴが逆さになるのがいいのか悪いのか、当時賛否がありましたが、後継機種からリンゴが逆向きに変わったのは言うまでもなく。
(基盤が湿気でやられていないと良いのだけれど)
そして、少し心配になって2階で保管していたカメラ類も虫干しすることに。
焦ってレンズをチェックしてみたところ、どうやらレンズや中身にカビの痕跡は無くひと安心。
出して良かった。
日本は高温多湿、舐めてはいけませんね。
今は捨てることを良しとする風潮がありますが、その一方でアップグレードや技術の進歩でずっとモノを大切に使い続ける時代ではないという風潮も少し悲しいかな…と思います。
その流れが自分には合わないのか、どうもデジカメや電子機器を買う気になれないのです。
経済の循環や諸々、仕方が無い事なのかな…。
たまには、フィルムを入れてみようかと思った次第です。
他にも、今では使わなくなった‘お頭’のマーカーとかね。
きれいにケースまで作って…それだけ大切に色々こだわっていた時代ってやっぱり好きだったな。
時代って良くも悪くも移り行くものですね。
虫干しはまだ始まったばかりですが、全部の箱が空くまでに、色々なことを考えそうです。
by tene-tene
| 2015-09-13 20:28
| できごと