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2019東北春の里帰り旅 <温泉編 2 >


2019東北春の里帰り旅 <温泉編 1 >に続き、<温泉編2>です。

「栗駒山荘」でゆったりした時間を過ごし、次なる目的地、岩手県花巻市へ。

そのまま真っ直ぐ行けば2時間ほどで到着ですが、立ち寄りたい場所が2つ。
1つ目は「小安峡」の大噴湯見物。
2つ目は「巣郷温泉」への立ち寄り湯なのです。

ここでひとつ条件が。
小安峡温泉へのルート上に、冬季閉鎖道が含まれているのです。
道のコンディションにより、開通日はマチマチ。旅の前日にはまだ冬季閉鎖が解除されたという情報が入って来ず…。
開通していれば24分↓
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開通していなければ58分↓の道のり。
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次の目的地、巣郷温泉へ行くには一度栗駒山荘へ戻らねばならず、もし開通しなければ諦めることにしていました。

ところが!なんと嬉しいことに、前日の午後に開通したとの情報が!

何という幸運♪
てなわけで、喜び勇んで「小安峡」へ。
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行ってみて気づきましたが、むか〜し、小安峡の前を素通りしたことがありました。
勿体無いことをしていたものです。

でも、今回お天気に恵まれ、良いロケーションで散策できたので、これはこれで良かった。
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大噴湯はうわさ通り、ものすごい迫力でした。
動画を撮りまくってきました(笑)。
前夜の懐石でお腹がいっぱいだった分を、この散策で少し解消?できたかな。

さっ!
ここから目指すは「巣郷温泉」。

この山越え道にも実は冬季閉鎖道が含まれていて、何となく不安だったので、山荘のスタッフに聞いてみたところ、東成瀬村の方に連絡をとってくださり、通り抜けられることを確認し出発!
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この山道、国道から県道になった途端、車がすれ違えないくらい細くて、崖を走る怖いルート!
しかもハンドルを握るのはteneteneなので、何度‘お頭’の「落ちる!落ちる!」を聞いたことか(苦笑)。

で、やっと岩手県の出口に差し掛かったところで、まさかまさかの出口閉鎖!

頑丈な門扉に、頑丈な鍵!!!

え〜〜〜〜っ!
青くなるteneteneに‘お頭’の「こんなことじゃないかと思っていた」の一言。
確かに、東成瀬村からの入り口は門扉ではなくて、ただの看板だけで、村人からしたら出口が閉鎖されているなんてわからないよね。

そんな二人を横目にモトクロスバイカー3名が門扉横のわずかな隙間を通り抜けていく〜〜〜〜。
とほほ〜ん。
…っていうか、お腹空いた。

小安峡から湯沢経由で横手入りし、巣郷温泉に向かった方が良かったんじゃないか?と、後悔。
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仕方なく、国道397号線まで戻り、横手市経由で巣郷温泉へ。
あまりにもお腹が空きすぎて、コンビニ飯となりました。

まっ、巣郷温泉でひとっ風呂浴びたら元気になりましたけどね。
上手くいくことがあれば、上手くいかないこともある。
そんなもんです。
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そして、こちらが巣郷温泉郷の「峠の湯」。
日帰りのみの温泉です。
ここもラッキーなことに貸切状態♪

地味なんですが、お湯は最高なのです。
全国でも珍しい「亜炭の湯」といって、ほんのりアブラ(灯油ストーブから漂うニオイを薄めた)臭がします。
実際アブラが浮いているわけではありません。
よく温まり、疲れが取れやすい温泉なのです。

巣郷温泉郷は過疎地にあり、地元の人が日常に使用する温泉で、商売っ気がなく観光客はほとんどいません。
そんなわけで、年々閉じる温泉が後を絶たない。
もはや日帰りできる温泉も数件なのです。
なくならないで欲しい温泉です。

ロスタイムがあったので、真っ直ぐに南花巻温泉郷へ!
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錦秋湖沿いの国道を飛ばして花巻市へ!
スノーシェッドが雪国感を醸し出しています。
湖畔の道は難易度が高いので運転は‘お頭’。

あっというまに旅館に到着!
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お宿は優香苑(旧幸迎館)。
少しリッチ旅館です。
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宮造りになっていて、私たちには無駄に広く感じます(恐らく8人は泊まれます)。

‘お頭’の要望でベアレンビールを購入しに市街地へ。
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市街散策をして、ホテルで早速!
ベアレンビールはやはり美味しい。
1本のつもりが一気に2本、夕食時にはかなり酔っ払っていて、食べたものを思い出せません。
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薄々気づいてはいましたが、この時期に旅館で過ごすと、だいたい同じような懐石が出てきます。
と、いうことはお宿は違えど、残り2泊も同じような料理が出てくるんですよね。
味の優劣がハッキリするのである意味旅館にとって酷な事。
食べる側にとっては、毎晩これじゃ飽きるし太りそうな、贅沢な悩み。

肝心のお風呂ですが、ここ優香苑には「豊沢の湯」と「こもれびの湯」の2つの温泉があり、前夜は「豊沢の湯」、翌朝5時からの朝風呂は「こもれびの湯」に浸かりました。
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写真↑は早朝の「こもれびの湯」です。
朝1番乗りですからね、またしても貸切!

このレリーフタイル、独特でしょ?
参考までに、もう一方の「豊沢の湯」は、これ以上にシュールで重厚なタイル絵と湯治場の雰囲気があります。
写真に残したかったのですが、残念ながら入浴客が沢山いらして撮れませんでした。
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源泉掛け流しで透明度が高いです。
ここの泉質はアルカリ性単純高温泉。
特徴的なのは、メタケイ酸という肌に潤いを与える美肌成分が豊富に含まれ、湯にとろみがあるところ。
このとろみが何とも気持ちよく、お肌もツルツルになります。
その湯を求めて、多くの観光客が県内外からやってくるのです。
大好きな泉質で、むかし何度も日帰り入浴で通った思い出の温泉です。

フカフカのベットで熟睡し、次なる温泉へ!
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大好きな岩手山が見えてきましたよ〜♪

3へ続く。







by tene-tene | 2019-06-01 16:08 | 温泉

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